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​友への詩

この唄も故郷から離れた町で、故郷を思う唄。

「太陽風」が故郷の風景に励まされる唄なら、

この唄は、故郷の友だちに元気付けられる唄。

その違いが、この切ないメロディに込められてる気がする。

すごくよくわかる。

故郷を思い出す時、風景だけだと、

「懐かしい」という気持ちが心を占めるけど、

その風景に、共に時間を過ごした人を入れると、

途端に心は、キュンと音を立てる。

優しいアコースティックギターから始まるこの曲には、

最後に少し意外、だけど繰り返し聴くうちに馴染んでくる

激しく、少し泣きの入ったギターソロがある。

琉さんの友を思う気持ちと、そのギターの音色は繋がっているのだろう。

琉さんが八重山に帰って、その友と酒を酌み交わす様子を、

思い描いて、なんだかほっこりしてしまった。

できれば、その場所にご一緒して、

話を聴かせて頂きたい気持ちになった。

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